秋学期(=MBA生活25%) 終了からのタンザニア

さて、MBAの1年目の半分が終了しました。全然書けてませんでしたが、近況アップデート。

学校の方はというと、相変わらず省エネでなんとかやっています。今学期は、Marketing Management, Finance, Accounting, それとProblem Finding Problem Solving (PFPS)という最近はやりのDesign Thinkingの授業でした。


個人的にはFinanceは楽しかったです。今までのキャリアであまり使わなかった分野ですが、だいたい毎週ケースで企業のバリュエーションをやったり投資のポートフォリオを作ったり、基礎的な内容ながらも今まで触れてこなかった分野なので結構アドレナリンが出ました。エクセルとの格闘なので結構苦労しましたが。

Accountingは、簿記を自分でやっていたのと、前職でモデル別の原価評価とかは回していたので、それほど真新しいことは無かったです。


Marketingは、前職でブランド戦略とかローンチプランとかはやっていたので、馴染みはありましたが、授業で習ったことは無かったので新鮮でした。特に可もなく不可もなくという授業でしたが周りの同級生たちは結構文句いってましたね。Marketingは答えが無いので、こういう導入的な授業で、発売準備とかチャネル戦略とかブランディングとかの泥臭い部分に入るのはなかなか難しいだろうなーとはたから見ながら感じました。

そして、そういうのを聞きながら思ったのは、やっぱりマーケティングって授業でやるようなこっちゃないなと感じました。やるなら①超実践的に特定の商品の発準ケースをやるか、②データ分析に絞るか、をしないとなかなかtangibleな学びってないんじゃないかなと思いました。

①はやっぱり場数を増やすという意味では重要かなと。例えば、授業の中でTATAのインドでのNANOの発準シナリオについてのケースを扱いましたが、どんぴしゃ自分が担当していたブラジルでのポピュラーカー発準に近いものでなんとなくボトルネックとかオポチュニティが思い浮かびました。実践を重ねていろいろなシチュエーションを経験するというのが一番いいんだろうなと思いました。

②は自分に足りていないので是非来年やりたいと思っていますが、Marketingをより科学的にやるというところ。ある程度、Qualitative/Quantitativeな調査とかはこれまでも見てきましたが、最近のテックのmarketingって、どういう人が、どの時間帯に、どこで、何をクリックして購入したかどうか、といった莫大なデータを持っているので、マーケティング戦略というかもはや確率統計に近い世界で、予算の配分とかメディアの選択をしてるんだなというのがいろいろな人と話して感じているところ。誰かが「これから、Marketingの仕事をしたいんだったら、Data Scienceの勉強しなさい」といってたけどまさにそんな感じ。


この話にも関わるのですが、課外活動では少しMarketing分野で、知り合いに紹介してもらったある会社と面白そうなプロジェクトを始めつつあります。まだまだとっかかったところですが、目に見える形で成果が出ればなと期待しています。夏のインターンについては、前のポストでも書いたように、あまりドキドキしないものは辞退しました。保証が無いのでめちゃくちゃ不安なのですが、まぁこんなタイミングで守りに入っても仕方がないので、楽しそうな方にふらふらとすり寄って行こうと思っています。


最後に遊びの話。Thanks Giving休暇は、クラスメートとPortlandまでRoad Tripしました。結論、Portlandめちゃいいところ。なんか、Seattleの綺麗で落ち着いた雰囲気と、San Franciscoの尖った感じの間にあるような感じで、最近、全米で住みたい場所の上位に入っている理由がわかる感じでした。

(Portland Art Museumの前で)


そして、冬休みはタンザニアに2週間いきます!明日から。。。めためた楽しみです。Safariもさることながら、Zanzibarのビーチリゾートがすごそう。アフリカってあまりビーチのイメージないですが、ここは世界で最も美しい海の一つと言われているそうです。今年は、5月に波照間/石垣に行って以来、全然海にいけてなかったので、ダイビング禁断症状が出始めていたところなので、ちょうどよかった。張り切って潜りまくってきます。